一歩さきへ、ひとつ上を【関西パイプ工業株式会社】

クライアント概要

プロジェクト概要

制作体制

プロジェクトマネージャー／クリエイティブディレクター／デザイナー／エンジニア／コピーライター／フォトグラファー／トランスレーター（ネイティブ翻訳）

Lighthouse 評価結果

“Lighthouse”は、Googleが提供するWebサイトの品質向上に役立つよう開発された“Webサイト評価ツール”です。
本Webサイトはビジュアル訴求を優先しているため“Performance”の評価が低い結果となっています。

プロジェクトの背景

約10年振りの全面リニューアルを実施されましたが、問い合わせ件数が減少し、Webサイトの使い勝手も悪く、リニューアルの成果が感じられなかったため、当方の制作実績に興味を持たれた広報のご担当者からWebサイト改善のご相談をいただきました。今後はWebサイトを営業の主力ツールとして活用していきたいとのご要望もあり、SEO対策はもとより、多言語化や自社内での運用面にも配慮した規模感のあるプロジェクトとしてスタートしました。

課題解決のアプローチ

Webサイトの現状把握〜課題抽出を元にヒアリングを実施。改善策の検討を重ねた結果、あらためて全面リニューアルを実施する方向で進めることになりました。また、ブランディングと多言語対応も視野に入れたプロジェクトとして、プロのコピーライターとフォトグラファー、トランスレーター（翻訳）の方々にもご協力いただきました。

リニューアルの方向性

強み訴求を中心に据えた構成で、顧客に期待感を促すタグラインとビジュアルの開発、顧客視点のSEO対策、自社内での情報発信にも配慮したWebサイトの構築を目指しました。その他、顧客の閲覧環境に配慮したレイアウト、関連情報への動線強化、お問い合わせフォームの最適化（EFO）、多言語（日・英）とGDPR（Cookieバナー）の対応も実施しています。

注力ポイント

留意点

• サーバーのスペックが低かったためサーバー移管を実施（サーバー費用コストダウン）
• 製品分類を再構築、金属材料の材質一覧を新規作成（顧客視点、業界動向を反映）
• 多言語化については専門的な内容であるため、機械翻訳ではなくネイティブ翻訳を選択
• コロナ禍であったため、オンラインベースでプロジェクトを進行
• 情報共有ツールとして、Googleドライブを導入（ドキュメント、スプレッドシート）
• プロジェクト開始の翌年に創立80周年を迎えるにあたって80周年ロゴとツールを制作
• 印刷媒体の会社案内を制作（Webサイトの掲載情報を流用し、企業イメージの統一を図る）

デザインのポイント

• 見やすく、読みやすく、シンプルで清潔感のあるレイアウト
• コーポレートカラーを基調とした、文字と写真が映えるデザイン
• 専門的な内容をわかりやすい表現と読みやすい文章量で構成
• 品質と技術力が伝わる製品写真と作業現場の風景で信頼性を訴求
• 顧客視点の動線設計（関連情報が選定可能な仕組みを導入）
• 顧客の閲覧環境に配慮したUI/UX
• お問い合わせフォームの最適化（商談確度の向上を狙う）
• わかりやすく、使いやすいCMS管理画面（NEWS & TOPICS）

アフターフォロー

フィードバックと効果測定

• 商談に繋がりそうな確度の高いお問い合わせが増加している
• 海外からのお問い合わせが入るようになった
• 再リニューアルに対する従業員からの反応が良かった
• 公開３ヶ月後には一部のニッチワードの検索結果が上位表示されるようにった
• 需要が少ないと想定していた製品ページへのアクセスが多かった

公開後のメンテナンス

• 設立80周年記念ロゴを１年間Webサイトに掲載（名刺などに貼るステッカーも制作）
• 製品情報の変更・追加
• NEWS & TOPICSのカテゴリー追加（新製品・試作品／用途例）
• 新規ページ追加（金属材料の加工技術）
  https://www.kansaipipe.co.jp/products/processing-technology/

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