Googleが提供するWebサイト評価ツール【Lighthouse】
Lighthouse は、Google が提供するWebサイトの品質向上に役立つよう開発された Webサイト評価ツール です。下記５項目について、0〜100点のスコアで表示され、改善すべき詳細がレポートされます。自社サイトが現在どのような状態にあるのか？健康診断をしておきましょう！Google Chrome の拡張機能として提供されていますので導入は簡単、是非お試しください！
| 評価項目 | 概要 |
|---|---|
| Performance（パフォーマンス） | Webページの読み込み速度やユーザー操作に対するレスポンスの速さなどを測定します。 |
| Accessibility（アクセシビリティ） | Webページが視覚障がい者や検索エンジンのクローラーなどに対して使いやすくなっているかをチェックします。 |
| Best Practices（ベストプラクティス） | Webページが信頼できる安全なサイトかや、ブラウザのセキュリティやパフォーマンスを低下させる要素がないかを確認します。 |
| SEO | Webページが検索エンジンのランキング結果に最適化されているかを評価します。 |
| PWA（Progressive Web App） | Webページがスマートフォン上でアプリのように動作するモバイル向けのサイトであるかを判定します。 |
下記ボタンよりLighthouseの概要とChrome拡張機能ダウンロードのページへ移動します。
555 DESIGN 制作事例の評価
555 DESIGN の制作事例では、概ね高評価を得ることができているのですが、パフォーマンス項目が低評価となっています。これは、Apple の Retinaディスプレイ の登場以来、画像サイズが拡大傾向にある中で、画像の読み込み速度が評価対象となっていることが大きな要因です。ブランディング要件を満たすためには、どうしてもビジュアル優先（UXの向上）の高解像度画像（＝読み込みが遅くなる）を使用する必要があり、パフォーマンス項目の評価基準を満たすことが困難です。表示の美しさと読み込み速度のどちらを優先するのか？相反するものである以上、双方を実現するためには劇的な画像圧縮技術の登場を待つしかないというのが現状でしょうか。UX の評価（数値化）は非常に難しいとは思いますが、それでも、AI の進化によって数年後には大幅な進化を遂げているように思います。555 DESIGN ではこのような現状を鑑みて、対策効果が得られる Accessibility / Best Practices / SEO の３項目における高評価（スコア90以上）を成果物の指標のひとつとして活用しています。
大手有名企業の評価サンプル
大手有名企業サイトにおいても、当方の制作事例と同様に パフォーマンス 評価が低い傾向にあります。ユニクロ公式サイトの全体的な評価が低くなっていますが、今回ご紹介した３社の中で唯一 PWA（Progressive Web App）項目が評価されているWebサイトになっています。スマートフォンに最適化されており、アプリに近い操作感を実現しています。
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